明治大学。
ユニフォーム・カラーは緑。
ハーモニカ一人ひとりにマイクが当たっているので、しっかりした音が聞こえます。筆者等の時代はハーモニカが小さいと良く言われたものでした。
クラリネット・ソロ
一般のハーモニカ演奏会ではクラリネットはめったに使われません。
ユニフォーム・カラーは空色。
人数的には少な目でした。
立教の特徴は毎回演劇を伴うこと。スターを目指す乙女が自信を失い演劇練習を放棄して帰郷するが、気にかけていないと思っていた父がスターになることを楽しみにしていると知り、また演劇の道へ戻るというストーリーでした。
4大学演奏会では就活真っ最中の4年生は参加していません。ちなみに筆者は5月中に就職先が決まっていましたから、出演していました。
中央大学。
ユニフォーム・カラーはピンク。
ハモソ・ステージではクロマチック・ハーモニカ・ソロが当たり前のようにフィーチャーされますが、一般のハーモニカ・コンサートでは非常に稀ですね。ハモソ出身の筆者としては常々物足りなさを感じております。
ソリストが2人も3人も登場する場面も多く、楽しめました。
フルートとクロマチック・ハーモニカの掛け合い。
早稲田大学。ユニフォーム・カラーは赤。私の出身母体。私がソロでステージに立ったのは、50年前のことになります。
40代のときに一度OB仲間とともに部室を訪れたことがありましたが、部員全員起立してお辞儀をされてしまいました。確かに20年~30年も上の先輩が来たら、そういう態度になるねと痛感し、それ以来部室を訪れようなどと考えなくなりました。
今年は幹事校。ご苦労様です。
各大学の演奏が終わると、4大学合同ステージになります。大学持ち回りで練習場を提供し、練習に励んでいる様子が各大学のTwitterで窺えました。人数も多く、照明に華やかさが加わりました。
指揮者、ソロは編曲担当の大学から出ています。
どの指揮者もすごくエネルギッシュで自信に満ちており、見応えがありました。
次々と4大学分の合同演奏が終わり、幕が下りるとアンコールを求める拍手が鳴り響きました。
司会者が用意はいいかと幕内に声をかけると、いいよーの声。
いよいよアンコールの幕が上がると、全員立ち姿。かつ暗譜。ノリのいい、観客のの手拍子を伴いながらの素晴らしい演奏。一般のハーモニカ・コンサートだと「故郷」の出番ですが、随分違ったいい雰囲気で終演しました。
今回が第58回となっています。確か筆者は第8回に出たのだと思います。50年の歳月、今も変わらず続いていることに感慨を覚えました。