大変すばらしいハーモニカの本が上梓されました。
著者の鈴木三義さんが資料収集と奏者への原稿依頼を重ねて3年の歳月をかけて完成、出版されました。私は3年前に原稿と写真を提出し、半ば忘れていたのですが、本日レターパックで2冊が送られてきて、立派な製本に驚嘆しました。総ページ数320ページ、ずっしりと重い本になっています。
前半は色々な資料類と歴史的な解説で、知らない歴史が満載です。
後半はハーモニカ奏者の紀行文が主です。どれも読んでみると内容が素晴らしく、それぞれの奏者のハーモニカに対する思いが詰まった充実した読み物となっております。この3年間に他界した奏者の文が含まれ、よくぞ生前にこの文章残してくれたものだなと感慨深いです。
編著者に感謝です。限定700部私家版となっておりますので、一般の方が手にできるかどうか不明ですが、紀行文を書いてくれた筆者にお願いして見せてもらってください。当会の会員も数人が書いておられます。