快晴の寒い日でしたが、午後1時からの第132回NHC研究会に47名の方が参加してくださいました。うち12名が非会員の方で、研究会テーマに対する関心の高さが伺えました。
研究会:講師 町田明夫会長 内容:コード、バス・ハーモニカ実践
講師の町田会長は、以前よりハーモニカの多重録音に取り組み、CDを10数枚リリースしてこられました。したがってクロマチックばかりでなく、バス、コードについても熟知しておられます。過去、コード単独、あるいはバス単独の講習は何度も実施してきましたが、今回は両方のハーモニカを組み合わせた講座となり、初耳となるような話題も散りばめられており、有意義な講習でした。今回は入門的な内容で、4ビート、8ビートのリズムについて息の吹き込み方やアクセントの付け方など分かりやすく解説していただきました。リズム・パターンについてはこれ以外にもたくさんの種類がありますので、将来、初級、中級講座として取り上げて頂けると、アンサンブルの技術向上に役立つのではないかと期待しています。
ハーモニカを吹きま専科:講師 滝島昌江会員 課題曲:「いちご白書」をもう一度
NHCサロンポップスの5人のメンバー(第1:有光信之、第2:領家信子、第3:河合方子、バス:金子光恵、コード:山田憲子)がお手本の演奏と全員演奏時の伴奏をしてくださいました。滝島講師は今回初登場ですが、むさしのハーモニカクラブ・レインボーの指揮者を務めており、指導はお手の物。課題曲を5パートに編曲もしてくださいました。
模範演奏に続いて、パート毎の演奏時に他のパートの方も音出し可能でしたので、皆さん、十分反復練習ができたと好評でした。研究会でバス、コードを取り上げたので、これらの楽器持参の方も多く、色んなパートの練習にもなりました。
ミニ・コンサート
今回はトリオ2組を含めた9組の演奏の後、町田会長がアンコール2曲を含む3曲を演奏して、会を締めてくれました。
ミニ・コンサート風景
レインボーアンサンブル
「秋メドレー」
那須トミ子さん
「禁じられた遊び」
平塚和枝さん
「鉄道員」(イタリア映画)
廣田啓一さん
「アベマリア(シューベルト)」
町田明夫さん
「トリッチ・トラッチ・ポルカ」
以下アンコール
「黒田節」
「セントルイス・ブルース」